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2017年5月某日:アリーグル市場マルシェ編(2)

  • (アリーグル広場のにぎわい)
    Nelsonが今回泊まったアパートのあるバスティーユ・マレ地区には朝市がいくつかありますが、常設というか、ほぼ毎日午前中に行けば買い物が出来るのが、アパートから南に歩いて10数分の所にあるアリーグル市場です。ここは普通の青物、肉等々が買えるだけでなく、骨董というか、古物というか、フリマに近いエリアがしっかりとあって、時間つぶしの冷やかしには格好の場所です。。
    結構な賑わいで・・・
  • ココは北から言うと、先ず屋内市場(ボーヴォーというらしい)があって、その南の通りの3ブロック分を占めるのが、通常の屋外型のマルシェです。そしてそれだけではなく、そのまた南に半円形で広めの広場があって、そこがフリマになっています。その広場の周りにはスーパーが2軒、パン屋、飯屋などがあるという感じで、つまりここに来れば何でも売っていて、歩き回って小腹が空けば飯も食えるわけです。

    (パリ市内のこう言うごったがえす所では、スリにも注意しないといけません。)

  • そしてここのフリマの端っこにも、全然やる気がなさそうなオジサンがCDを並べていました。カミさんは、今回はジョウゴが気になるらしくて売り手のオバサンと日本語交じり(^o^)で駆け引きを楽しんでいるので、こっちはそのオジサンの前にしゃがみ込んで漁っていると・・・
    1. Nina Simone/ The 60's Vol.1 (Mercury 838543)>
      19曲入り、70分収録のコンピ盤で、原盤はColpixだけどPhilipsからMercuryに権利が移ってという由来だと思います。両方ともに64年録音の、NYCライブ盤と「I put a Spell on You」盤との合冊モノです。後者は名盤で手持ちがありますが、前者は手持ちがありません。このライブは、カーネギー・ホールモノで、同じホールで前年、1963年やったライブ盤とは別物だと思います。彼女のトリオにギターも入ったカルテットで、新人時代からこういう大きなハコでやれるトップ・アーティストに成りかけの頃のヴォーカルが聴けました。と言っても肩肘張らずに、車なんかで聞くのに格好の、たった2ユーロぽっちと言う値付けですから、早速来訪記念品として保護しました。絶好調期の歌と演奏ですから、楽しめる筈です。
    2. ・・・カミさんはジョウゴを、Nelsonはニーナを・・・その他に真っ赤なトマト、チコリ等々を買い込んでアパートに帰り、昼飯にしました。バスティーユのメトロの駅周辺で「大骨董市」と称するのをやっていましたが、入場するだけで10ユーロだというので退散しました。

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