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レーベル別名盤: Blue Note 1500番台
1939年創業、Alfred Lion, NY.
名レーベルBNの、しかも濃いのが一杯の1500番台から、10枚だけを選ぶのは元々意味が無い作業に近いが、誰が買ってもこれなら文句がこない、外れたら買い取りましょうか、という意気込みのセレクションにしてみよう。それにその時期の代表的な人も出来る限り網羅したい。Blue Note 1500番台の全リストは
ここ
にあります。
BLP-1503:The Amazing Bud Powell, Vol 1
この人のものは1500番台に4枚あるが、当然第一巻を採る。Un Poco Locoの3連発で熱くならないなら、ジャズ聴くの止めなさいって位のもの
BLP-1521/1522:Art Blakey and Clifford Brown
何度聴いても5人全員が、自己の最高のプレイをしていることに感嘆する。曲も最高の選曲で、Pee Wee Marquette及びArt Blakey自身の司会も雰囲気を盛り上げる。
BLP-1544:Hank Mobley and His All Stars
1500番台におけるBNジャムセッションの傑作。これでMobleyの他に、MiltJacksonも入れたことにする
BLP-1569:Bass on Top
この時期のベースの第一人者が放った恐らくは自己の最高傑作。Burrellも入れたことにする
BLP-1577:Blue Train/ John Coltrane
モンクバンドに移った頃のトレーンを捕えた名盤。熱気が凄い。
BLP-1581:A Night at the Village Vanguard/ Sonny Rollins
兎に角凝縮に、凝縮を重ねてトリオになったヴァンガードライヴの空恐ろしい熱演。若々しいロリンズの司会の声も嬉しい
BLP-1588:Cool Struttin'/ Sonny Clark
何のコメントも無用の名盤。クラークのアドリブが各曲2回も出てくるのが嬉しい。FarmerとMcLeanはこれで入れたことにする
BLP-1590:Candy/ Lee Morgan
これを十代で発表するなんてどんな奴だ、と言わざるを得ない完成度の高さに参る。生き急ぐ天才の例に洩れず夭逝した
BLP-1593:Blues walk/Lou Donaldson
BNならではのこの人の傑作。気持ち良い吹き方に脱帽
BLP-1595:Somethin' Else/ Julian Cannonball Adderley
枯葉に限らず、良い演奏ばかり。Cannonball名義だが、実質Milesの盤として1501,02の肩代わりもさせる
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