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ピアノソロやフリー物は客としては別にどうということはないが、ジャズ喫茶の営業的には妨害リクェストとなるらしい。店が湿っぽくなり、中には席を立つ客も出る。そんな雰囲気をガラっと変えてくれる救世主が、以下のノリノリ盤という。これらがかかると、今までしかめっ面していいた客も、ジャケットをチラっと見て「よっ、出た出た」と満面の笑みを浮かべ、深刻派も許すしかないらしい。
- Comin' Home, Baby/ Herbie Mann Live at the Village Gate
ジャズの祭囃子といわれたくらいだから、このピーヒャラには生半可なことでは抵抗できない。
- Cleopatra's Dream/ The Scene Changes, The Amazing Bud Powell Vol 5
何故か、日本ではこれが大人気。
- Cool Struttin'/ Cool Struttin'/ Sonny Clark
同じく、これも絶大な売れ行きを誇る。
- The Sidewinder/ The Sidewinder/ Lee Morgan
兎に角売れた売れた。このリズムにムズムズしない人は居ない。
- Recado Bossanova/ Dippin'/ Hank Mobley
このラテンリズムも、スゴク受けた。
- Kelly Blue/ Kelly Blue/ Wynton Kelly
何とも親しみのもてる、一回聴いたら憶えてしまうメロディが良い。
- Joshua Fit de Battle of Jericho/ Feelin' the Spirit/ Grant Green
しつこく、単純なようでいて、心揺さぶられる黒っぽさ。
- Song for My Father/ Song for My Father/ Horace Silver
誰もが口ずさんだシルヴァーの名曲
- Low Life/ Fuego/ Donald Byrd
おっと、これは行き過ぎかと思えるくらいファンクな名盤
- The Time and the Place/ The Time and the Place/ Art Farmer
出だしから、乗らずにはおれない素晴らしい後乗りのリズム。
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