実際の工事、、、
- さて、Nelsonの「なんちゃって200V導入」工事は、リフォームの混乱(^^;にまぎれてのことですので、実に簡単なものです。
片手間仕事
- Nelsonの場合、200V導入はリフォームついでの工事ということで、オーディオがどうのこうの、ということは優先事項ではありません。第一、リフォームは殆ど毎日が口角泡を飛ばしの、大工にダメ出しをしの、仕上がりの色決めを早くしろと逆に攻められの、ともっと大事(おおごと)です。木工事、建具、水道、ガス等の工程が嵌め絵のように組み合わせられた全体工程が、リフォーム自体がうまく進むように考えられた中で、200V導入なんてのは、言ってみれば片手間仕事です。200V導入にかかる電気工事は、床暖房や、エアコンの増設のオマケとしての新規追加という位置付けです。引越しをせずにやるリフォームでしたので、最初の床・壁はがし時に追加の新規配線だけは済ませますが、それ自体は東電の検査完了までは殺しておきます。工事中は、既設の100V配線を生かしたままで、施主は残余の家電製品で生き延びるということになります。そして、大部分が仕上がった最終期に、東電の配電盤検査と共に、200Vが初めて生きるということになりました。ですから、聴き部屋は、リフォームの最初の段階でシステムを解体して、新規の2か所の200Vコンセントを壁に穴をあけて設置し、そのまま数週間放置されたままで、最終期にやっとそのコンセントが生きるというトホホな工程となってしまいました。
数週間のジャズ絶ち
- まぁ、確かに、我が家の30年ぶりのリフォームということの位置付けと比較すると、Nelsonのオーディオの小改良などは端牌(はじぱい)も良い所で、200V工事最優先でリフォームを進めるわけには行きません。200Vの壁コン及びトランス導入後の機器の再配置を考えると、工事空間の確保などの関係で、システム及びCD/LPラック何台か解体・移動せねばなりません。その作業の大変さを考えると、数週間後の東電検査による200Vの供用開始までは復元するのも億劫で、結局はその間は解体したままの「ジャズ断ち」ということになった訳です。その期間を利用して、CD/LPラックの中身を再整理して、少し捨てるものも増やし、今後十年くらいに買い込むソフトが収容できるような余地も作りました。
簡単な工事
- Nelsonの聴き部屋は2階にあります。直下の一階は、床暖工事などで壁はがしをしていますので、200Vのコンセントは位置さえ決めれば、石膏ボードに穴を空けて、3線のケーブルを階下の壁裏空間から上に延ばして覗かせ、松下電工の200Vコンセントを取り付けるだけです。しかし、電気工事の段取りの都合で、先ずは3線のケーブルが壁から出ているだけの状態でしばらく時日が経過し、その後コンセントは付いても200V供用までは、また少し時日が経過するという、邪魔者扱いの工程になってしまいました。後は、別途入手したトランスを設置するだけのことです。
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