Nelson宅の電力事情
- 次に、Nelson宅の電力事情について整理して置きます。
- 既に200V化を済ませた方の経験が色んなところで披露されていますから、その経験談はネットで簡単に読めます。皆さん、その効果に感激しておられるようです。Nelsonの場合は、「向こうから降ってきた話」なんで、あまり入れ込みがありませんし、「まぁ、そこそこ音が良くなれば儲けものか。」という感じです。というのも、Nelsonは現状のシステムにほぼ満足しており、むしろもっとソフトを買い込むことに重きを置いています。しかし、リフォームで数十万円単位の話が眼前を行き来すると、数万円で200V回線が引けると聞けば、石部金吉ならぬ身ゆえに、グラッと来てしまったのです。
- 実は、現有のマルチ・アンプ・システムのパワー・アンプは、マランツのSM-17SA Version2が4台で、低音はBTL駆動であり、左右が完全なモノ駆動になっています。これをご存知オヤイデの電源ボックスで管理しています。4ウェイの各ユニット共に、95dBから110dB近辺の超高能率ユニットですから、普通に聴くには1、2Wもあれば十分です。ですから、このアンプの60W出力で何の不足も無く、はた迷惑なほどの大音量再生をしたければ、出来なかぁないってくらいのものです。どうしても、まなじりを決して(^^;その上を更に望むとした場合、ウーファーの駆動用として、瞬時ならば150A供給可能というモノ・アンプ、MA9S1を買う手があります。そうすれば、残りの中音および高音も200W出力のBTL駆動に切り換えることが出来ます。「キチガイじみているけど、まぁ、良さそうな話じゃない。」とは、思っていました。しかし、このアンプは2台で定価130万、恐らく買値でも100万近いフラグシップ・アンプです。「その出費をしたくなるほどには、今のシステムに不満は無いなぁ。」というのが、正直なところです。
- 拙宅は築後30年というあばら家であり、単相2線式100Vという時代物の配線しかありません。今般リフォームに伴い受電容量を60Aにアップするので、単相3線式200Vの配線工事をするようです。色々と話を聴いている内に、「簡単なことだョ」ということなんで、ついでに我が聴き部屋に200Vの回線を2回路、既設配線に加えて新設してもらうことになりました。トランスの費用を入れても20万もしませんから、グラッと来たのも、当然でしょう(、、、と同意を求めて、どうすんの(^^;)
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