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不届きなるリスニング態度

神聖なるジャズを聞いているのに、事もあろうか、時に意識不明に陥る、というお話です

    システム配置
  • 今現在の配置は、リスニング椅子に座って手の届くところにCD Playerと入力Selector/Volumeが置いてあります。椅子から立って歩かないでもいじれる位置に、Analogue Playerも置いてあります。部屋の向側にスピーカーさんがいて、その間にChannel DeviderとPower Ampがあります。椅子間近かの機械とChannel Deviderは常時通電です。聞くときは向側に行ってPower Ampの電源を入れる訳ですが、週末は金曜の夜に通電すると日曜深夜までPower Ampの電源は入れっぱなしです。この体制では、一旦座ってしまうと殆ど立たずに聴き続けます。
    ソースの配置
  • ソースと言っても、今聞くのは殆どがCDで、椅子の後ろから左壁面にラックが4台あり、そこに入れてあります。LPはスピーカー隣に置いてあります。聞くときのために、お気に入りと評価の定まらない最近の入手盤が椅子の後方左手の手が辛うじて届くところに並べてあります。更に、獲物を手に入れたときは、そのビニール袋を椅子の周りに置いて、座り込むと言う具合です。これで、聴いている途中で何か思いついて取りだす時以外は、座ったままと言う体制が確立しているのです。
    獲物の皮むき
  • 新規の獲物は、椅子に座って袋を引き寄せ、袋ごとに分けて出して順番に皮むきをします。ご丁寧に販売用の皮、製造元の皮、帯等が付いていますので、Nelsonの場合は全て捨てます。米国もので、Factory Sealのべたべたする封は取るのが面倒です。それやこれやで、先ず一番に聴くものを選んで鳴らしだすと、一応落ち着くわけです。ケース、ライナー等を眺めながら、曲目、メンバー、録音時期等々を確認し、聴き続けます。途中で、次の盤を選び出し、それの皮もむいて眺めていきます。袋にはレシートを同封するようにしているので価格等を確認し、全部の盤の異常がなければそこで捨てます。この頃はケースも色んな工夫があって楽しめますし、他の盤の紹介などもよく読みます。以前はこの段階でSoft Caseへの入れ替えをやったのですが、ここしばらくサボっています。
    お気に入り
  • 手近に30枚近くの演奏または録音のお気に入り盤が並べてあります。特に聴くものを思いついていない時は、そこから適当に選んで聴き始めます。そうすると、「ウン、じゃぁアレでも聴くか」と思い付くことになり、その日のペースが出来てきます。次々と聞くものが思い浮かぶときは、幸せなものです。思いついても持っていない盤の時もあります。書物を引っ張り出してチェックし、購入候補のリストに入れておきます。お気に入りは何時も入れ替えていますが、新規購入ものでお気に入りに入れても直ぐに抜けてしまうのは、やはり一寸聴きは良くても、じっくり聴きの結果で刎ねられるものがあるからです。
    保留もの
  • たまに数十枚一度に買ってしまうと、評価には一月以上かかります。それから、何かの理由で自分の中での位置の決めにくいものが何枚か出てきます。これらは、棚に入れてしまうとそれっきりになりますから、少し保留しておきます。一旦棚に入れると、なかなか次に聞くのが億劫になるからです。
    不届きな聴取態度
  • このような聴き方をしているのですが、特に週末でテニスをやってシャワーなどを浴びた後の聴取では、問題が起こります。椅子の角度を調整して、良い気持ちで聴いていると、あろうことか目蓋がくっつき始めるのです。それなりの音量で、選ばれた演奏を聞いているのにもかかわらず、肉体が弛緩し、暫しの意識不明(^^;)に陥っているようです。「イカン、これはイカン」と思うのですが、ジャズを聞く快楽に負けない魔力が働くようで、必ずしも何時もそれに抗し得ていない、というのが現状です。
    酔生夢死
  • 上記のような現象は怪しからんものではありますが、どちらも体が要求していることです。全てのことが若い時のようには行かない加齢のなせる業であり、無理をせずに成り行きに任せることとしています。しかし、これからも引き続きジャズを、しかも未だ聴いていない新旧の好演盤を探し、聴き続ける生活態度にはいささかの迷いもない、ということで行きたいと思っています。

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